苦虫の絵本

「岡本太郎の気色と景色」2010.12.7

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先日、岡本太郎美術館に行った。
美術館までの樹木の道のりにすっかり秋色を感じ、一瞬、美術館に行くことを忘れてしまった。しかし館内に入ってみると、そんな樹木たちの幻想的な雰囲気を吹き飛ばすくらい力強く強烈で、生き生きとした絵や顔や造形が、高台の美術館全体を覆っていた。その中にたたずんでいたら、実は岡本太郎氏の生み出したそれらはマグマのようにドロドロと、あるいは秋の紅葉のように非常にゆっくりと動きながら、色彩や姿形を一年中変化させているのではないかと感じた。
岡本太郎氏の芸術に対する頑固たる感情が、静寂の空の下で今でも静かに爆発している。
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by nigamushi_t | 2010-12-07 17:14